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番組HPより)
山形県鶴岡市にある加茂水族館は世界からも注目を集めている施設だ。
メインはなんと「クラゲ」。展示は60種類以上で世界一多いという。
かつては、客が入らず、閉館の危機だった。
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山形県の加茂水族館が閉館の危機から再生した歩みをたどった回です。
今回の主人公・村上さんが当時27歳で館長に就任した頃は、古い・小さい・貧乏の三拍子そろった弱小施設で、周りに大型水族館が次々と建設されて入館者が落ち込んでいたそうです。
そこで村上さんは、集客のための新たな生き物の展示を次々におこないますが、すべて失敗。そんなある時、試しにクラゲを展示してみたところ、お客さんから好反応があったということです。
しかしクラゲの展示には、ある大きな問題があり、それを乗り越えてクラゲの展示で地道に水族館の魅力を高めていったということでした。
その時、その問題と向き合ったクラゲ担当の飼育員が、クラゲの飼育が楽しくなってきてアイデアをどんどん提案してくるようになったそうで、その様子から村上さんが水族館の原点とは何か?に気づかされたという話をされて、印象的なエピソードでした。