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番組HPより)
鹿児島から南へ200キロほど、トカラ列島の中之島。火山が作った島で、北部にそびえる御岳は今も活動を続けている。中腹から海岸にかけては常緑広葉樹の森が広がる。春、島をたくさんの鳥が訪れる。
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鹿児島県のトカラ列島で最も大きな島、中之島に集まる鳥たちを見つめた回です。
火山によって形づくられた島で、北部にそびえる火山「御岳」は、今も火山活動が続くそうです。
御岳の中腹から海岸にかけては深い森が広がっていて、春、たくさんの鳥たちが見られました。繁殖のためや、旅の途中に羽を休めるのに格好の場所で、年間250種を超える野鳥が確認されているそうです。
絶滅が心配される鳥のアカヒゲも、繁殖のために訪れ、メスを巡ってオスたちが追いかけ合ったり、羽を広げて鳴き比べをしたりして恋の争いをする様子が見られて、貴重な鳥たちが息づき命をつなぐ大切な場所に思われました。