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NHK HPより抜粋)
大陸から流れ着き、ふるさとに帰れなくなった生き物たちが、海での生存競争を生き抜くために自らの姿を変えた壮絶な生に迫った。
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6分間も海に潜れるフリーダイバーの二木あいさんが、ガラパゴスに生きる固有生物との交流を描いた番組。
海底火山によってできたガラパゴス諸島は、陸地は岩だらけで生き物たちにとって過酷な環境で、生きる術を海に求めて独自の進化を遂げてきた固有種がいるということでした。
そのひとつ、ウミイグアナは、世界で唯一海に潜るイグアナ。
泳ぐのに適した姿に進化し、海中に潜っては、岩に生えた海藻を息の続くかぎり一生けんめい食べて生活していました。
そうした自らの姿を変えてまで生き抜こうとする生き物たちの姿が印象的でした。
二木さんが泳いでも、海の生物たちは逃げようとせず、同じ海の一員として認めているようで、不思議な人だと思いました。まわりでただ泳いでいるのではなく、海の生物たちと本当に交流しながら一緒に泳いでいて、神秘的な光景に見えました。