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番組HPより)
長く日本人に親しまれてきた「忠臣蔵」。忠義の物語として知られるが、魅力はそれにとどまらない。仲間との絆、家族との別れ、あきらめない志など、数々の魅力に迫る。
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忠臣蔵の魅力に迫った回です。
赤穂藩主・浅野氏が旗本・吉良氏を切りつけたことに始まり、元家臣・赤穂浪士たちが切腹させられた主君のあだ討ちを果たすまでの
一連の出来事を、再現ドラマと解説を交えながらたどって分かりやすかったです。
浪士たちが立ち上がった背景には、当時、喧嘩両成敗という考え方があり、それなのに主君・浅野氏は切腹させられ、吉良氏はおとがめなしだったという不公平な裁定に対する強い怒りがあったということです。
浪士たちを率いた家老・大石氏の心情にも迫り、その心の内に触れました。
主君への忠義だけでなく、不公平な世の中に立ち向かうことや、浪士たちの絆、家族との別れなど、人々が共感する要素が詰まっていて、時代を超えて多くの人を魅了していることがよく分かりました。