NHKオカバンゴ「乾きの大地を生き抜く」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
オカバンゴを覆っていた水が干上がると生き物たちは限られた水場を求めて大移動。待ち構えるライオン、落雷で炎に包まれる大地。絶体絶命となった時、新たな奇跡が起こる。

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アフリカ・ボツワナ北部にあるオカバンゴで、乾季、水を求めて大地をさまよう動物たちを見つめた回です。

オカバンゴは年に一度、川が氾濫することで広大な湿地帯となり、多くの動物が集まりますが、10月になると水が干上がり、厳しい乾季を迎えるということです。

水場を求めて大移動するバッファローやゾウの群れ、小さな泥水のたまりに体を沈めて乾燥から身を守るカバ、茂みにじっと隠れて渇きに耐えるワニなど、渇きの季節を懸命に生き抜こうとする動物たちの姿を映していました。

また、ようやくたどりついた水場には、ライオンが待ち構えていて命を巡る攻防があり、特に草食動物たちにとって厳しい季節でした。

12月、乾季が終わりを迎えると、落雷により渇ききった大地に炎が広がり更なる試練に見舞われましたが、こうした火事によって毎年程よい面積が焼けることで病気や害虫からオカバンゴの草原が守られるということでした。

それからついに雨が大地を潤し、動物たちの水を求める旅が終わりました。毎年繰り返されるアフリカの壮大な自然の営みを感じました。
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