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番組HPより)
インド洋に生息する、あるマッコウクジラの群れに、研究者たちが密着!群れの中でのユニークな役割分担や、コミュニケーション方法など、驚きの生態が明らかに!
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インド洋のモーリシャス島の海に暮らすマッコウクジラの群れを長期間に渡って調査し、その生態に迫った番組です。
モーリシャス島の沖合に定住しているマッコウクジラの群れがいることが分かり、これまで7年に渡って研究者たちがこの群れを記録しているということでした。
群れは個体ごとに識別されていて、この群れは、大人のメス17頭と、子ども9頭。群れを率いるリーダーは、アイリーンと呼ばれる1頭のメスでした。大人のオスはおらず、オスは年に一度、繁殖のために姿を現し、繁殖が終わると去っていくそうです。
これまでの調査で、群れの中で、どのクジラとクジラが仲良しだったり、狩りの際の役割分担があったり、ベビーシッター役のクジラがいたり、クジラたちの関係がいろいろと分かってきていました。
今回さらに、各個体の皮膚から遺伝子を採取して解析を行い、群れの血縁関係がどのようになっているか調査を試み、どの個体と個体が家族であるかが明らかになって興味深かったです。
その生態はまだまだ謎に包まれているそうですが、群れの中で役割分担があり、コミュニケーションを密にとって暮らしていて、とても社会的な動物だと思いました。