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番組HPより)
北海道北部に広がるサロベツ原野。寒さや痩せた土壌により高い木が育たない環境は、見渡す限りの大平原を生んだ。短い夏、生き物にあふれる広大な原野で、命の物語を見つめる。
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夏、北海道北部に広がるサロベツ原野に息づく生きものを見つめた回です。
サロベツ原野は、ほぼ手つかずの自然が広大な範囲に渡って残されている大平原で、初夏には100種を超える花が次々に咲いて、草原が花々で彩られてきれいでした。
その花々に誘われて虫が集まり、その虫を南から渡って来た小鳥たちが狙い、その小鳥を狙うキタキツネや猛禽類がいて、多様な生きものが息づいていました。
原野の短い夏、多くの生きものは命をつなぐため子育てする様子が見られ、キタキツネは、獲物を狩っては巣へと運んでかいがいしく子育てをし、子ギツネたちがすくすくと育っている様子で微笑ましかったです。