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NHK HPより抜粋)
北宋の皇帝・徽宗。美術史に残る傑作を多く残したが、中国での評価は全く異なっている。水滸伝の英雄たちが世直しを求めた時代の皇帝が徽宗。その時代に北宋は滅亡。徽宗は美におぼれて政治をおろそかにした「亡国の天子」として蔑まれてきた。だが最近その実像に新しい光が当たりつつある。濱田岳が謎の実像に迫る。
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北宋の皇帝・徽宗(かそう)の実像に迫った回。
美術において優れた作品を残してきた一方、美におぼれ政治をおろそかにしたとされてきた徽宗。
しかし最近の研究で、実は、政治に積極的に関わろうとし、人々の貧しさを救おうと政治に取り組んでいたことが明らかになってきたということでした。
これまで人々に伝わってきたイメージと正反対の実像で、また美術も政治の手段としていたことがわかり興味深かったです。