(番組HPより)
南米エクアドル、濃い霧に包まれた山奥の村で、不思議な伝説が語り継がれている。毛むくじゃらの巨体で、森の中を高速で駆け抜ける獣のような人、“獣人”の伝説だ。正体は南米唯一のクマ、メガネグマだ。生体は謎に包まれてきた。
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南米エクアドルの奥地に生息する幻のクマ、メガネグマの暮らしを見つめた回です。
体重200キロにもなる巨体ですが、木登りが得意なうえ、枝から枝へ軽やかに移動し、木から木へジャンプもする驚きの身体能力で、伝説になるのも頷けました。
そんな恐ろしい怪物のイメージとは正反対に、実際は樹上でのどかに木の実を食べ、クマどうしの争いは避ける様子などが見られて、穏やかな暮らしが垣間見えました。
特に、母グマと子グマはいつも行動を共にして親子の深い愛情が感じられて、それだけに子グマの一人立ちのときは自然の厳しさを感じました。