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番組HPより)
世界最小の哺乳類が北海道にいた!1円玉2枚の重さしかないトウキョウトガリネズミだ。謎の生態に初密着し、軽業師のような移動術や昆虫たちとの命がけの激闘をスクープ!
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日本にいる世界最小の哺乳類、トウキョウトガリネズミの生態に迫った回です。
トウキョウトガリネズミという名前ですが、東京にもいなければネズミでもないそうで、北海道だけに暮らし、モグラの仲間ということです。
大きさ5センチのとても小さな動物で、その小さく軽い体を活かして草など植物に登り、昆虫などの獲物を捕まえていました。
生態は不思議だらけで、特に、4時間ほど食べないと死んでしまうという致命的な弱点があって、小さいため獲物を頻繁に食べて体を温める必要があるそうで、いつもせわしなく動きまわって獲物を探している姿が印象的でした。
そのほかにも、赤ちゃんの姿を誰も見たことがないことや、冬眠しないと考えられるのに北海道の冬をどうやって生きているかなど、まだまだ分かっていないことが多く、謎に満ちた珍獣でした。
絶滅危惧種であり、小さな体でたくましく生きるかけがえのない動物に思われました。