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番組HPより)
戦国武将、毛利元就を徹底調査!細かすぎる手紙!細かすぎる城!細かすぎる作戦!中国10か国を治めた成功の秘けつは「細かすぎ」にあった!?元就の戦国生き残り術に迫る
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戦国武将、毛利元就の生き残り術に迫った回です。
小さな領地からスタートして徐々に領地を拡大し、中国地方の10か国を治めるまでになったということです。その成功の秘訣は元就の「細かすぎる」性格にあったということで、史料や調査からその生き残り術に迫って面白かったです。
たくさん残っている自筆の手紙では、ああしたほうがいい、こうしたほうがいい。と些細なことまで長い文章で相手に伝えていて、元就の細かい性格がよく現れていました。繊細、心配性、気遣いの人というイメージで、そうした戦国武将らしからぬところに魅力を感じました。
元就が大大名へと成長するきっかけとなったのが、陶晴賢(すえはるかた)との決戦「厳島の戦い」だったそうです。その戦いの作戦も細かく、決戦の場の地形や自然条件などを巧みに利用した、細部までよく練られている作戦で見事だと思いました。
元就は、野心よりも自分の領地を守ろうとした結果、広い領地を治めるに至ったと専門家の方が話されていましたが、心配したり気遣ったりしてした周囲への細やかな配慮が結束力を強め、広い範囲を治めるまでに成功したのだろうと思われました。