(
番組HPより)
浮世絵師・東洲斎写楽。衝撃デビューをプロデュースした仕掛け人とは?ギリシャで大発見!写楽の正体が明らかに?スタジオに本物も登場!最新科学で迫る大江戸ミステリー。
---
謎の浮世絵師・東洲斎写楽の実像に迫った回です。
写楽は、江戸時代に浮世絵の世界にすい星のよう現れ、わずか10か月の間に100を超える作品を出し、そしてこつ然と浮世絵界から姿を消したということです。生まれも育ちも不明、年齢も素性も分からない謎の人物で、今回その正体やデビューの経緯に迫りました。
作品のほとんどは歌舞伎役者を描いたもので、大首絵と呼ばれる上半身のみ大胆に描いた浮世絵を何枚も出して、大きなインパクトを与えたそうです。
なぜ新人絵師が衝撃のデビューを果たすことができたのか?
その陰には今で言うプロデューサーのような存在がいたということでした。そのプロデューサー的人物の戦略が、現代と通じるものがあって面白いと思いました。
写楽の正体は、長く謎で、いまだに40ぐらいの説があるそうですが、ある1人の人物が有力とされるということでした。その人物は意外な経歴の方で、東洲斎写楽というペンネームにした理由の推察など、いろいろと合点がいくところがありました。
短期間で浮世絵の世界から姿を消したのは、思いもよらぬ事態が起こり、ある選択を迫られることになったためと考えられるそうで、絵師としての誇りや苦悩を感じました。