（番組HPより）
次の世代へ命をつなぐ生きものたちの営み、いわば“恋”。
その厳しい競争にはさまざまなお作法がある。

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生きものたちの恋の作法を特集した回です。

ダチョウやパンダ、ニワシドリなど、さまざまな求愛の戦略が紹介されました。

アメリカ北部に暮らす水鳥のカイツブリは、メスが幾つもの厳しい審査をしてオスを選んでいました。最初にお見合いダンスをし、次に羽づくろいのダンスをするのですが、このときオスは、メスの動きに合わせてとことんシンクロさせるのがポイントだということです。

そして最難関が、最後の水上ダンスで、ペアで水面を走るというもので、２羽が並んでシンクロしながら水面を滑るように走って芸術的でした。

カイツブリのメスがこうした厳しい審査をするのは、夫婦で協力しながら子育てをするためだそうです。卵を温めるときも、食べ物をとるときも夫婦で交代でするため、シンクロする相性の良いオスを厳選しているということです。

命をつなぐために多彩な恋の作法があみ出され、その中には芸術的なものもあって、生きものの神秘を感じました。