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番組HPより)
2本の杖を操り、片足で山道を行く人がいる。この夏、向かったのは北アルプスの名峰・鹿島槍ヶ岳と五竜岳。なぜ険しい山に挑もうとするのか、その先に見えた景色とは?
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片足で日本百名山すべての登頂を目指している桑村雅治さん(60歳)が、この夏、北アルプスの鹿島槍ヶ岳と五竜岳に挑んだ番組です。
11年前から百名山に挑戦し、これまで63の山に登って来たそうです。
北アルプスは、過去に2度挑戦し登頂できなかった山で、3度目の挑戦となりました。
桑村さんは、片足でも山に登れることを示して、自分がその道を切り開くという思いで登られていました。
桑村さんの挑戦の支えになっているのが、妻ともう1人、横田貞雄さん(1901-1986)の存在だそうです。
横田さんは、桑村さんと同じ病気で右足を切断し、松葉杖で山に登り続けた方で、桑村さんは「まさか片足で登っている人間が、自分以外に今までにいたんだっていう衝撃」を受けたそうです。
そんな横田さんも登りたかった北アルプスの山に、桑村さんが挑み、3度目の挑戦でついに登頂。山頂からの景色を眺めることができて何よりでした。