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番組HPより抜粋)
食卓でもおなじみのヒラメとカレイ。
どちらも海底で暮らす平らな魚で、見た目は、ホントそっくり。
見分け方は「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、お腹を下にしたときに、顔が左を向くのがヒラメで右がカレイというのが一般的だ。しかし、両者の違いは、顔の向きだけではない。もっと大きな違いがあるのだ!一体どこが違うのか?
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ヒラメとカレイを比較した回です。
左向きと右向きの違いだけでなく、顔つきや性格、狩りの方法などが正反対で興味深かったです。
ヒラメは鋭い牙が並ぶこわい顔で、カレイはおちょぼ口の愛嬌のある顔つき。
ヒラメは動かずじっと待ち伏せして一瞬で飛びついて獲物を捕まえるどう猛なハンターなのに対して、カレイは好奇心旺盛に自分から動きまわって獲物を捕まえようとして、狩りの方法も対照的でした。
子どもの時も面白く、カレイの子どもは、生まれたばかりの時は普通の魚の姿をしていて、それがわずか2週間ほどの間に大人のように平らな魚へと姿を変えるということでした。
その成長を捉えた映像は、わずかな期間に、しだいに体が傾き、左右にあった目の位置も徐々に片側に移動して不思議な光景でした。