​NHKスペシャル「老いる日本の“住まい” 第1回 空き家 1000万戸の衝撃」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
いま都心の一等地から郊外のニュータウンまで空き家が急増。持ち主に取材すると、「解体費用」「親の思い出」などが理由で壊すことも売ることもできずにいる実態が明らかに。

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全国で急増する空き家の問題を特集した番組です。

今、全国で空き家が増え続けていて、2040年には今の4倍以上になる試算もあるそうです。

地方だけでなく都市部でも空き家が増え続けているそうです。
都市部の場合、資産価値が高く好立地のため、住みたいと求める人は多いのですが、解体費用や思い出、相続の問題など様々な理由で、なかなか手放せずに残っているということです。

その一つの解決策として紹介されたのが、古い空き家をリフォームして住みたい人に貸す方法でした。「DIY型賃貸借」という方法があり、借主側が自分好みにリフォームして住むことができるもので、最近増えているということです。


一方、地方の空き家は、売りたくても簡単には売れない状況ということでした。

その解決策のカギは、中古市場の活性化ということです。
一つに中古住宅専門の不動産会社が、空き家をフルリフォームして新築とあまり変わらない状態にするなどして提供していて、最近、中古住宅でもいいという人が増えているということでした。

そうした新築主義ではなく、中古住宅でもいいと思えるように人々の価値観が変わっていくことが、大事になってきそうだと思われました。
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