（番組HPより）
１００年前、日本を揺るがした米騒動。当時、内閣総辞職にまで発展した大事件はどうして起こったのか？

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１００年前の大正時代に日本を揺るがした大事件、米騒動の全貌に迫った回です。

１９１８年に富山県で始まった騒動が、全国に広がり、わずか２か月で時の内閣が総辞職する事態に発展したということです。

きっかけとなる富山県で騒動を起こしたのは、港で米俵を運んでいた女性労働者だったそうです。当時は第一次世界大戦の最中で、その頃、お米の値段が上がり出して米価が高騰したため、これら働く女性たちが抗議活動をし始め、言わばストライキを起こしたということです。

そして、全国に急拡大した背景には、マスメディアの存在と全国の労働者の不満があったそうです。地元の新聞記者が注目して、米騒動の記事を全国に送り続け、騒動の始まりが女性だったことに各地の新聞が飛びつき、人々の間に広がっていきました。

米騒動は、民衆の力が社会を変えた歴史的な転換点となる出来事で、人々の権利が認められる大きなきっかけとなったそうです。ちょっとした行動がしだいに大きなうねりとなり、社会や歴史を変えた出来事でした。