NHK小さな旅「黄昏(たそがれ)に 歩みは続く ~広島県 呉市~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
戦時中に海軍の拠点が置かれ、戦後は製鉄や造船などモノづくりの街として発展してきた広島県呉市。街の象徴だった製鉄所の閉鎖が決まり、厳しい時代を迎えている。時代の荒波に翻弄されながらも、歩みを止めない呉の人たちを訪ねる。

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広島県呉市で続いてきた仕事を受け継ぐ人たちに出会った旅です。

「フライケーキ」という揚げ饅頭の味を受け継ぐ長男、80年以上続く町工場の社長、54年続く屋台の大将、の3人と出会いました。

過疎化で人口が減り、段々と町の活気が失われ、呉の町で仕事を続けていくのが年々厳しくなっていく中、変わりゆく町で変わらぬものを守ろうとする人たちの姿がありました。

来年秋、呉の産業を引っ張ってきた製鉄所は、閉鎖されることになったということです。
町工場の3代目社長は、製鉄所の閉鎖で売り上げの7割近くが失われることになり、さらに厳しくなる状況に不安が消えないそうですが、呉のものづくりを支えたい一心と、祖父や父の代も大きな波がきても乗り越えているという励みを胸に、前を向いて進もうとされて熱い思いが感じられました。
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