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番組HPより)
日本有数の豪雪地帯、福島県の会津若松。源義経と弁慶が奥州に向かう道すがら立ち寄ったと伝わる一軒のあめ屋があった。ここで一行が求めたと伝わるのが麦芽あめ。大切に伝えられてきたやさしい甘さの魅力に迫る。
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福島県の会津若松に伝わる麦芽あめの魅力に迫った回です。
麦芽あめは、米と麦芽粉を使って作るもので、そのままだとトロッとした半分液体状のもので、琥珀色に輝いてきれいでした。これを寒天で固めて固形状にもでき、日本各地に今も伝わるそうです。
福島県の会津若松にも古くから伝わり、800年ほど前、源義経と弁慶が奥州・平泉に向かう途中で、ここにあった一軒のあめ屋に立ち寄り、麦芽あめを求めたエピソードがあるそうです。兄頼朝に謀反を疑われて、追われる身となった状況で、やさしい甘さの麦芽あめにひと時のやすらぎを求めたのかもしれないということです。
番組でも実際に麦芽あめ作りに挑戦し、そのままの半液状のものと、寒天で固めた固形状のものを作って、素朴な感じで美味しそうでした。