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番組HPより)
深い海の底に広がる漆黒の世界「深海」。そこに潜ることで明らかになってきた数々の驚きの事実をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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神奈川県横須賀市の海洋研究開発機構JAMSTECを訪れた回です。
深海とは、水深200mより深い海で、地球の海の90%が深海だということです。
この研究機関では、高い水圧にも耐えられる材料の研究や、深海調査に慣れるための訓練、そして、深海に潜るための調査船の開発が行われていました。
水圧をかける装置があり、水深7000mの水圧がどのぐらいか、発砲スチロールで実験しましたが、発砲スチロールがあっという間に小さくなって、深海での水圧の凄さが分かりました。
そんな過酷な深海へ行くために造られた特別な船が「しんかい6500」で、水深6500mまで潜れる日本唯一の有人潜水調査船だということです。タモリさんが船内に入って体験されましたが、直径2mに3人乗るというかなり狭い空間で、実際の調査のときは大変そうでした。
そうまでして深海へ潜るのは、大陸の成り立ちを探ったり、地球環境の未来の予測につなげたりするためで、人が暮らす陸を知るために深海を調査することがよく分かりました。