NHKグリーンプラネット (4)「激変の世界」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
熱帯と極地にはさまれた変化の激しい環境。終わりのない季節のサイクルの中で、植物たちは独自の戦略を持ってしたたかに生きる。

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再放送を視聴。
さまざまな環境に適応し、独自の戦略を持って生きる植物たちに迫った回です。

花を咲かせ、受粉して種をつくる植物。受粉を助ける鳥や昆虫を引き寄せるため、さまざまな工夫を凝らしていることが紹介されました。

まだ寒さが残る春先に花を咲かせるヒナギクは、熱を効率よく受けるために花の向きを変えて、太陽の動きを追うそうです。ハチなどの昆虫は温かい花を好むため、確実に受粉するために、ヒナギクは花を温めるという作戦で子孫を残してきたということです。

南アフリカに生育するキルタンサスは、ファイヤーリリーとも呼ばれ、山火事を利用するということです。山火事があったとき、土の中から、15年間地下で眠っていた球根が目を覚まし、花を咲かせるそうです。

山火事でほとんどの植物は生き延びることができず、焼け野原にぽつんと咲くキルタンサスの花は、鳥たちが見つけやすく、受粉者を独り占めして受粉を確実なものにしているそうで、驚きの戦略でした。
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