(番組HPより)
北海道東部、オホーツク海に面した濤沸湖は、野鳥の楽園として知られている。3月、湖面を覆う氷が解けると共に、水鳥が集まってくる。長旅を前にここで羽を休め、体力を蓄える。
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春、北海道の濤沸湖(とうふつこ)に集まる生きものたちを見つめた回です。
濤沸湖は、オホーツク海に面し、完全にふさがっていない湖で、海水が流れ込む汽水湖ということです。
水鳥などの様々な生きものが見られる中で、オジロワシが大きな魚を捕まえますが、魚が重くて飛び立てず、魚をつかんだまま翼で水をかいて泳ぐ珍しい光景がありました。
さらに、岸にたどり着いた後、オジロワシが魚をゆっくり食べようとしたところ、他の動物たちが現れて奪い合いが始まり、限られた食べ物を巡って争う自然の厳しさを感じる場面でした。