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番組HPより)
人と見まがうほど精巧にできた美しい瞳。“ドール”と呼ばれる人形の世界。今や100億円もの市場規模があるという。秋葉原の商業ビルにはドール専門店が何軒も入り、多くの人が訪れる。3日間、魅惑の世界をのぞき見る。
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東京・秋葉原のドール専門店を訪れる人々を見つめた回です。
秋葉原の駅前の商業ビル内には幾つものドール専門店があり、全国各地のほか海外からも多くの人が訪れていました。50~100センチぐらいの大きさで、一体8万とか13万とかいい値段がしていましたが、近年ドールの人気が高まっているということです。
精巧なつくりの人形は生きているようにリアルで、店によって顔立ちなども違ってさまざまで、ミステリアスな不思議な魅力が感じられました。
お客さんはドールを「買う」ことを「お迎えする」と言うそうで、また、中には大きなバッグに入れてドールを持ち歩いているという人もいて、独特な世界でした。
その人たちにとってドールは、仕事の疲れを癒してくれたり、日々の精神的な支えになったり、心の拠り所になっていて、単なる物ではなく、一緒に暮らしているという感覚の大切な存在なのだと思われました。