(
番組HPより)
ベトナム・カンボジア・中国など、住民の2割が外国にルーツを持つという、国内屈指の“多国籍団地”が舞台。彼らは異国での年末年始をどのように過ごすのか。3日間、耳を傾ける。
---
神奈川県にある県営のいちょう団地で、年末年始を過ごす外国人たちにお話をうかがった回です。
80棟以上ある巨大団地で、近くに難民支援センターがある関係で外国人の住民が年々増加し、住民の約2割が外国人ということです。
アジア系を中心にいろいろな国の人たちが住まわれていました。
日本に来て何十年も住んでいる方も多く、ハーフの子供たちもいて、団地内ではさまざまな国の言葉が飛び交い、外国人が営む食材店などのお店もあり、多国籍な雰囲気にあふれていました。
年末年始の様子をうかがうと、その国ならではの正月用の食材を買う姿などが見られた一方で、新型コロナの影響で、仕事がない、仕事が減っていると嘆く声も聞かれて、厳しい暮らしを余儀なくされている方も多いようでした。
その中で、日本に来て38年という難民だったラオス人が、みんな優しくてここが一番幸せと言って、団地内に住む日本のお年寄りらの手伝いをしたり新年のあいさつまわりをしたりしていて心温まりました。