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番組HPより)
山陰地方を貫く国道9号線。島根県西部の道沿いにある小さな休憩所。多くのドライバーが立ち寄り、350円ほどのうどんをすすっていく。お盆のころの3日間、小さな休憩所にカメラを据える。
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8月のお盆の頃、島根県益田市の国道9号線の道沿いにある休憩所にカメラを据えた回です。
ここに立ち寄る人々のお目当ては、うどんやラーメンなど麺類の自販機で、複数台あり、何十年も続く昔ながらの休憩所でした。
24時間あいていて、日中は子供連れの家族や夫婦など、深夜にも、大型トレーラーの運転手や、釣り人、牛乳配達の男性など、様々な人が訪れていました。
お話をうかがうと、9号線を通るときは必ずここに立ち寄るという方が多くいて、レトロな感じや、自販機によって味が違う楽しみなどがあって、お気に入りの場所になっているようでした。
3日目に訪れた地元の男性は、昭和58年の山陰大水害で実家が流されて無くなってしまったそうですが、この休憩所は変わらずにあり、ここにくれば当時を思い出すと話されて、印象的でした。
コンビニが増えて環境が変わってきて、うどん自販機は減り続けているそうで、長く残ってほしい風景だと思いました。