NHK笑わない数学「確率論」

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番組HPより)
パンサー尾形貴弘が数学の難問を大真面目に解説する「笑わない数学」。今回は「確率論」。「ギャンブルに勝ちたい」という欲望から生まれた学問は人類に何をもたらすのか?

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確率論について分かりやすく解説した回です。

確率論は、17世紀のフランスで、数学者フェルマーとパスカルが、どうすればギャンブルで損しないか、手紙でやり取りしたことがきっかけだったそうです。当時のヨーロッパでは、コインやサイコロを使ったギャンブルが大流行していて、ギャンブルに勝ちたいという欲望が確率論を生んだということです。

1970年代には、2人の博士が、株価の変動が確率論の方程式に似ていることを発見し、世界は巨大なマネーゲームへと突入。その結果、2008年のリーマンショックに至ったということです。

確率論は、起こりうる未来を予測できたり、どうすれば有利になるか分かってしまう理論であるため、欲望に利用されてきた歴史がありますが、使い方さえ間違えなければ 人々の豊かさを支える力をもっているということで、負の側面の一方、希望を感じる理論に思われました。
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