NHK宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
イタリアンレストランを津波で失ったオーナーシェフの小野寺潔。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招きある宴席を企画する。

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宮城県の被災地を舞台に、震災の津波で店を失った料理人と彼の周りにいた人たちが10年後に集まり、ある会を催すお話です。

料理人である主人公の新しい店に、理由もよく分からないまま招待された人たちがやって来ますが、彼がどういう目的でこの会を行うのか、どういう人選で選ばれた招待客なのかが、この10年を振り返りながら少しずつ明らかになりました。

店を失い、失意の日々を送っていた主人公が、この10年をどのように過ごし、店を再開するまでに至ったかが描かれました。そこには主人公の秘めた悲しみがあり、それが思いがけないかたちで明かされて感銘を受けました。
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