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番組HPより)
人気の南国リゾート・石垣島はどうできた?サンゴ礁と島の関係をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす
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沖縄県・八重山諸島の石垣島で、サンゴ礁と島の関係を解き明かした回です。
はじめに、サンゴやサンゴ礁について解説がありました。
じつは、サンゴは動物だそうです。体の中に「褐虫藻(かっちゅうそう)」という植物が棲んでいて、褐虫藻が光合成をして作った栄養をもらって生きているということです。
さらに、褐虫藻がつくった栄養は、サンゴに渡すだけでなく海にも放出するため、魚が集まってくるということです。
このようにサンゴは光を必要とするため、海面が上昇すると、サンゴは光を求めて積み重なって高くなるそうで、島の周りのサンゴ礁にも高い部分と低い部分が見られました。
さらに石垣島では、長い時間をかけてできたサンゴ礁の積み重なりが、島周辺の海だけでなく、島の内陸部にも段丘状の地形で見られました。
こうしたサンゴ礁段丘の上の広い平地では、昔から稲作や畑作が行われて、そうして島が発展してきたそうで、石垣島の発展にサンゴ礁が深く関わっているということでした。
国連の発表では、地球温暖化により、今世紀中に世界中のすべてのサンゴ礁が消失してしまう恐れがあるということで、サンゴ礁に育まれた石垣島の風景がとても貴重に思われました。