NHKダーウィンが来た!「カメ界の異端児 スッポンの真実」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
“かみついたら離さない”とまことしやかに語られ、妖怪カッパのモデルだとも言われるスッポン。徹底追跡すると、実は素早さとしたたかさを備えたカメ界の異端児だった!

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スッポンの知られざる暮らしに迫った回です。

スッポンは警戒心がとても強く、観察するのは難しいということで、
今回、紀伊半島の紀の川で、その生態や暮らしぶりに迫りました。

固定カメラを設置して長期密着し観察すると、一般のカメとはいろいろと違った部分が見えてきて興味深かったです。

1つは、甲羅が薄くて、部分的にフニャフニャと柔らかいことでした。これは薄くてしなやかな甲羅であることで、素早く動くことができて、カメはのろいというイメージが変わるものでした。

水をかく力も強く、淡水で暮らすカメではトップクラスの遊泳力だそうです。このほか、強靭なアゴでかみつく力が強かったり、2時間以上も水底の砂に潜むことができたり、いろいろな能力を兼ね備えていました。

柔らかい甲羅とし、あえて防御力を削ることで優れた機動力を手に入れ、独自の能力で生き抜こうとするカメ界の異端児でした。
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