NHKさわやか自然百景「蔵王 秋から冬」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
宮城県と山形県の県境に位置する蔵王連峰。秋、山腹の森では鳥たちが冬に備えて活発に動き回る。やがて訪れる厳しい冬。数え切れないほどの樹氷が山肌を埋め尽くす。

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蔵王連峰で、秋から冬にかけて命の営みを見つめた回です。

火山活動によって作り出された独特の景観で、山の中腹には落葉広葉樹の森や、オオシラビソというマツの森が広がっていました。このオオシラビソは、極寒の冬を耐えることのできる針葉樹で、2月にこの木が雪や氷に覆われて樹氷になるそうです。その数は数千におよび、これほど大規模な樹氷は世界でも珍しいということです。

こうした豊かな森が多くの鳥たちを支えているそうで、秋の実りの季節、アカゲラ、ヒヨドリなどの鳥たちが冬に備えて活発に動きまわる姿が見られました。

その中でホシガラスが、秋には山の上で松の実を岩陰に隠したりしてせっせと動きまわり、冬には山の中腹に下りてきて、雪深い森でアカマツの実などを食べて厳しい冬を乗り越えようとして印象的でした。
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