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番組HPより)
観世家に伝わる極上の「能面」を大公開。舞台を彩る「能装束」。幽玄の美を生み出す「能舞台」。
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能の魅力に迫った回です。
世界最古の演劇とも言われる能。
600年前、能楽師の世阿弥が、能の源流を作り上げたということです。
番組では、能を構成する「能面」「能装束」「能舞台」の3つを取り上げ、その魅力に迫りました。
能面は、「面(おもて)」と呼ばれるそうです。
翁面、女面、泥蛇など様々なものがあり、それぞれ深い感情を宿しているような美しいお面でした。
装束は、金糸や銀糸を使った豪華絢爛なもので、贅が生み出す幽玄の世界を醸し出しているということです。
一方、舞台には、余計なものをそぎ落とすことで生まれる美があるということです。
広島・宮島にある国内で唯一、海に浮かぶ能舞台では、毎年秋、潮が満ちる満月の夜に、能の舞が行われるそうです。月明りの下、波のゆらめきが光で反射して映る舞台で、華麗な舞が行われて、何とも幻想的でした。