(番組HPより)
ブラタモリ、大河ドラマ「西郷どん」の舞台、鹿児島市へ!
鹿児島といえば、西郷隆盛・大久保利通といった英雄を生み、明治維新の原動力となった島津家の城下町。なぜ島津家は明治維新の主役となれたのか。
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2週にわたる鹿児島の回で、今回は薩摩藩主である島津家をとりあげた回です。
江戸から遠く離れた鹿児島がなぜ明治維新の原動力になったのか、それには鹿児島の独特の地形と、島津家の町づくりが大きく関わっているということでした。
まず、防御の要である城について解説がありましたが、鹿児島特有のある地形を生かしたユニークな城のつくりで興味深かったです。
この地形は鹿児島の50%以上におよび、各地にこの地形を生かした外城と呼ばれる拠点がたくさんあり、巨大な防御ネットワークを築き上げていたということです。
もうひとつ、薩摩藩を成長させたものは経済力で、江戸からは遠くても琉球や外国とは近いという鹿児島の立地を生かして、貿易を盛んに行うことで莫大な利益を上げていたということでした。
こうした豊富な財力があったから、幕末の動乱時、薩摩藩が力を発揮できたというのがよくわかりました。