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番組HPより)
「カンボジアの心臓」とも呼ばれるトンレサップ湖は、東南アジア最大の湖。厳しい自然と共存し、湖に依存して生活する人々のたくましさや工夫の数々を追う。初回放送:2000年。
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再放送を視聴。
カンボジア・トンレサップ湖の湖上で暮らす人々を見つめた番組です。
東京都がすっぽり入る面積の大きな湖で、さらに雨季になると5倍にも広がるそうです。
その湖上には昔から水の上で暮らす人々がいて、湖の上に高床式の家が浮かぶように並んで村になっていて、不思議な光景でした。
1年の大半はその湖上の家で漁をしながら暮らしますが、水位が上昇する雨季の3か月間は、陸地にあるもう一つの村に引越して暮らすことを毎年繰り返して、湖の変化に合わせて生きる独特の生活をしていました。
暮らしはとても貧しいものでしたが、大人も子供も陸地よりも水の上のほうが良いと言って、湖と共存し、貧しいながらも明るく暮らす家族の姿に感銘を受けました。