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番組HPより)
麻薬取締官、通称“マトリ”。その実態は厚生労働省に所属する全国で300人に満たない違法薬物捜査のスペシャリスト。中でもエースと呼ばれるのが、捜査一課長の麻薬取締官・X。他の捜査員と共に数々の巨大事件を解決に導いてきた。異例の密着で明かされる、マトリの真実。
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麻薬取締官の仕事の現場に密着した回です。
密着取材したのはエースと呼ばれる捜査一課長のXさんで、顔も名前も明かさないという条件で、顔に全てボカシを入れながら放送した異色の回でした。
Xさんは、課長の役職ですが、ほとんど机に座っていることなく、自ら現場に足を運んで捜査して、現場主義のたたき上げという感じの方でした。
取材の期間、何人かの麻薬中毒者や麻薬密売人の捜査に密着し、証拠集めや張り込み、尾行、検挙に同行して、非常に緊迫感がありました。
Xさんは、検挙の瞬間などがテレビで放送されて華やかなイメージがありますが、それは一瞬で、大半は証拠を着実に積み重ねていく地道な作業で、地味な任務だというふうに言っていました。
こうした表に出ることのない名もなき人たちが治安を維持し、暮らしを支えていることを知りました。