​NHKヒューマニエンス「“睡眠” ヒトは眠りで進化した?」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
特別な「睡眠」がヒトに知性をもたらすという。

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人間の眠りがテーマの回です。
人間以外の動物の眠りは短く、長く眠り続けるのは人間の大きな特徴だそうです。人間が知性を発達させたのは、長く眠ることができたからとも考えられ、眠りと知性の関係に専門家らと共に迫りました。

ノンレム睡眠とレム睡眠の2種類の眠りがあることが知られていて、2つの睡眠が脳にどのように作用しているのか、近年の研究から分かってきたことが紹介されました。

ノンレム睡眠は深い眠りとされるのに対して、レム睡眠は浅い眠りということではなく、体は深く休んでいるのに脳が活発な状態にある眠りということです。

人間の場合、この2つの眠りが交互に4、5回ほど繰り返されるそうですが、眠っている間、2つの眠りの作用により、脳内の記憶などの情報を伝えるシナプスと呼ばれる構造体どうしが、新たにつながったり壊されたりしているということです。

こうして新しいつながりが生まれることで、寝ている間に難しい問題などの解決を脳が行っているかもしれないそうです。番組内の会話で、行き詰まったときは寝ずに頑張らないで、寝たほうがよい、寝ましょうという話になって面白かったです。
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