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番組HPより)
バブル期に大きな社会問題となった悪質な“地上げ”が今、形を変えて各地で相次いでいる―。都市部を中心に価格高騰が続く不動産業界。その裏側で今なにが?深層に迫る!
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「地上げ」は、事業用地を確保するために、不動産会社が土地を購入することですが、まだ住み続けているのに強引に立ち退かせようとする悪質な地上げが相次いでいるということです。
その手法が、建物の入り口に生魚や生肉を吊るしたり、建物の壁に落書きをしたり、周辺で大きな音を立てて騒いだり、警察が介入するのが難しい法律ギリギリの線を狙って嫌がらせをして立ち退かせようとして、非常に狡猾で悪質でした。番組で、誰がこの嫌がらせをしているか探ると、不動産会社の従業員だということが判明し、驚きでした。
悪質な地上げが行われる背景には、都心部を中心に不動産の価格高騰があり、大手デベロッパーがブランドマンションなどを建てるために必要なまとまった土地を、不動産会社が早期に確保してデベロッパーに提供するため、こうした行き過ぎた地上げが行われているということです。
住んでいる人たちの暮らしや人生を壊してしまうもので、酷い話でした。