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番組HPより)
尾張名古屋は城でもつと歌われる名古屋城。日本最大の天守は最強の軍事要塞だった!?最新研究から名古屋城の実像に迫る。名古屋城の知られざる物語。
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名古屋城の実像に最新研究から迫るとともに、城の主にまつわる秘話を紹介した回です。
名古屋城は徳川家康によって造られた城で、一般の城は守るために造られますが、名古屋城は攻撃的な軍事要塞のような城だったということです。家康がある人物を恐れていたため、ここにこのような城を造ったと考えられるそうです。最新研究からその攻撃型の城のつくりが紹介されましたが、いろんな知恵が詰まった城でした。
城の主となったのは、徳川御三家である尾張徳川家の初代藩主・徳川義直で、そのころ江戸の将軍家では武力で統治しようという考えがあった中、義直はこれからの時代を見据えて学問を奨励し、無用な争いをせず、人の和で世を治めようという考えを持った人物だったそうです。
そうした初代の考えは、他の代の当主にも受け継がれているところがあって、時代の場面場面で大きな役割を果たしたそうで、江戸時代が安定して続いた影に尾張徳川家の存在があったことを知りました。