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番組HPより抜粋)
北海道中央部、2000メートル級の山々が連なる大雪山系。
9月、山頂部付近では日本最大の高山植物群落が紅葉のピークを迎える。
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北海道・大雪山系で秋ならではの自然の営みを見つめた回です。
山頂部付近のなだらかな地形には日本最大の高山植物群落が広がり、9月には国内で最も早い紅葉のピークを迎えるということです。
色づいているのはモミジではなく鉱山植物だそうで、鮮明な赤色が特にきれいでした。
ここに生息するホシガラスは、ハイマツという松の種を取り出し地面に埋めて隠し、冬の間の食料にしていました。
そのホシガラスが埋めて食べられずに残った種は、やがて芽を出して、ハイマツが新しい場所に根付いていくことになるということです。
ホシガラスは冬の食料をハイマツに頼り、ハイマツは種の移動をホシガラスに頼るという、互いに支え合う関係が素晴らしく思いました。