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番組HPより)
函館は海風が強く、たびたび火災に見舞われたため、防火対策としてコンクリート造の建造物が数多く建てられた今回舞台となるビルもそのひとつ。コンクリート建築の先駆者・木田保造らが設計を手がけ、地元で長らく親しまれてきた。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、北海道・函館にあるカフェを訪れた回です。
函館は海風が強く、火災が多かったため、昔からコンクリートの建造物が多いということです。今回訪れたカフェも、4階建てのコンクリート造のビルで、その1階にありました。
カフェは、ダンスホールのような広い空間で、昭和の雰囲気が漂うモダンなつくりが素敵でした。
この建物は、昭和初期に建てられた水産会社の社屋だったビルで、当時、東京以北最大の鉄筋コンクリートビルだったそうです。らせん階段があったり、4階には劇場もあったりして、「函館文化の殿堂」と言われている建物だそうです。
しかし、老朽化により2024年に解体される予定だそうで、人々に長く親しまれてきた場所が無くなってしまうのは残念に思われました。