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番組HPより)
地球最大のメガシティ東京。高層ビルが林立し、その間を鉄道や車、人が絶え間なく行き交う。しかし、ここは人間だけの世界ではない。これまでにない斬新な映像表現で東京の生きものたちの世界を描く。
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大都市・東京に生きる生きものたちの姿を2年に渡り見つめた番組です。
映像詩と表示されていましたが、東京で暮らす生きものたちをストーリー性のある美しい映像で描いていて見応えがありました。
線路沿いでは、電車が走る危険と隣り合わせの環境で、子育てをしながらひっそりと暮らすタヌキの一家を映していました。公園などでは、近年都市の緑が増えて森の王者オオタカが進出するようになり、街の先住者であるカラスと激しい攻防を繰り広げるなど、都市の中でせめぎ合う生きものたちの様子が見られました。
また、コロナ禍で人の活動が減少したことで、めったにお目にかからない珍しい生きものも見られ、東京という新天地に進出し、人間の暮らしを利用しながらたくましく生きる生きものたちの姿がありました。