NHK日曜美術館「安藤忠雄 魂の建築」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
フランス・パリの歴史的建造物を現代美術館に生まれ変わらせるというビッグプロジェクト。設計を手掛けるのは、建築家・安藤忠雄さん。がんを患い、2度の大きな手術を乗り越えて、今、新たな決意で建築と向き合っている。病を経て、安藤さんが取り組むプロジェクトの現場に密着。

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建築家・安藤忠雄さんが取り組むプロジェクトの現場に密着した回です。

2009年にがんと診断され、5つの臓器を摘出したということですが、81歳になった今も設計をし、現場に足を運んで、そんな大病を患ったとは思えないほど精力的に活動されていました。

当時進行中のプロジェクトの1つに、フランス・パリの巨大な歴史的建造物を現代美術館に生まれ変わらせる計画があり、工事の過程が紹介されました。

その計画は、ドーム状のメインホールの中に、コンクリート壁で円形に囲んでもう1つの空間をつくるというもので、元の建物を生かしながら、過去と現代を融合させるコンセプトで、斬新な発想だと思いました。

工事は順調に見えましたが、新型コロナの影響でスケジュールが大幅に遅れることになりました。しかし、2021年6月、予定より1年遅れて新しい美術館のオープンにこぎつけることができ、完成して何よりでした。

「暗闇の中を走っているのが人生」と言って、病を乗り越え、80歳を超えても挑戦を続ける姿勢が素晴らしく思いました。
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