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番組HPより)
多彩な役を演じ分け、映画や舞台でひっぱりだことなっている俳優・北村有起哉。父は文学座の名優・北村和夫である。
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俳優・北村有起哉さんの家族の歴史をたどった回です。
父は文学座の俳優・北村和夫で、東京文京区小石川の小学校の同級生に、映画監督の今村昌平さんがいたそうです。祖父は医者で、和夫さんにも医者になることを期待しましたが、和夫さんは医学部に入れず、その頃、演劇に夢中になっていたそうです。
和夫さんは、早稲田大学で演劇活動をしていた友人の今村昌平さんの勧めもあり早稲田大学に編入し、生涯の俳優仲間たちと出会い、演劇の世界に没入。その後、女優・杉村春子さんが所属する文学座に入り、役者として活躍されたそうです。
有起哉さんも、父と同じ役者の道に進み、27歳のときに今村昌平監督の作品にも出演し、俳優として頭角を現していったそうです。
北村親子にとって、こうした今村監督や俳優らとの出会いは、高めてくれる存在として大きかっただろうと思われました。