NHK歴史探偵「3代将軍 源実朝」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
幻の巨大船建造プロジェクトや鎌倉を震撼させた実朝暗殺事件。真犯人は誰なのか!?

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鎌倉幕府の3代将軍、源実朝がテーマの回です。

実朝は、北条氏に実権を握られ、「お飾りの将軍」と呼ばれてきましたが、その素顔は異なり、人望が厚く、リーダーシップを発揮していたということです。

一つは、巨大な船を建造するプロジェクトに取り組み、当時の宋との交易ルートを開こうとしたということです。結果は、船は完成しましたが、地形の問題で海に浮かべることができず、失敗に終わったそうで残念でした。

また、百人一首の和歌に選ばれるほど和歌に優れていたことは知られていますが、和歌を政治のツールとしても利用したということです。

そんなリーダーシップを発揮していた実朝が、突如暗殺される悲劇に襲われることになり、実朝暗殺事件は鎌倉幕府最大のミステリーだということです。

実際に実朝を襲った犯人は、2代将軍頼家の息子「公暁」とされますが、裏で糸を引いていた黒幕がいたのではないかという説があり、北条義時や三浦義村の名前があがっていました。番組では、現場で検証しながら推理を重ね、真犯人はこの人物だと特定して興味深かったです。
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