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番組HPより)
あのテーマパーク『夢と魔法の国』オープンの日の映像。今回は、マイケル・ジャクソン来日時のボディーガードやスーパーカーブームの少年も追跡する。
記憶に残る歴史的瞬間や時代を象徴するあの日の映像。そこに偶然映り込んだ人を徹底捜索。その後をたどると驚きと感動の人生が待っていた。
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話題になった過去の出来事の映像から、そこに偶然映り込んだ人たちを探した番組です。
今回は「海外からやって来たすごいもの」をテーマに、マイケル・ジャクソンの来日、スーパーカーブーム、東京ディズニーランドの3つの出来事を振り返りながら、その時、そこにいた人たちのその後をたどろうとしました。
その中で、1983年の東京ディズニーランドのオープン初日に一番乗りだったお客さんの話が印象に残りました。2日前から並んでいたという当時大学生の男性で、今回、番組で探して会うことができました。
現在58歳の男性にお話をうかがうと、当時、一番最初に乗ろうと決めていたのは、「イッツ・ア・スモールワールド」だったそうです。
世界の子どもたちが歌って踊る人形劇の世界を、ボートに乗って巡る人気アトラクションですが、男性が高校生の時、アメリカに留学したときに、向こうで乗ったイッツ・ア・スモールワールドが忘れられなかったからということです。
その後、男性は、アトラクションの中で触れた世界を実際に見てみたいと、旅行会社の添乗員になり、60か国以上を訪れたそうです。
さらに、イッツ・ア・スモールワールドの歌詞にある「みんなそれぞれ助け合う小さな世界」という言葉に導かれて、現在はあることを助ける仕事にも携わっているそうで、若い頃に出会った夢のような体験をずっと心に持ちながらその後の人生を歩まれてきた方でした。