(番組HPより)
将棋のタイトル戦などで使われる美しい駒を作る職人「駒師」。
脱サラして駒師を目指す男の苦闘に密着した。
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大企業を脱サラして、駒師と呼ばれる職人を目指す平口 寛さん(58)に密着した回です。
駒師を目指してまだ2年目の駆け出しの方で、簡単ではない駒づくりの世界にこの年齢で飛び込み、プロの将棋タイトル戦に選ばれる駒を作りたいと夢見て、苦闘する日々を追っていました。
文字の部分を彫った「彫り駒」はアマチュアで使われるもので、彫り駒に漆を重ねて文字を浮き上がらせた「盛り上げ駒」は、プロの対局で使われる最高級の駒ということです。
将棋の駒の品評会が定期的に行われ、訪れた棋士や収集家に展示販売が行われていて、1セット数十万から数百万の駒もあり、奥深い世界だと思いました。
日々努力を重ねるものの自分に自信が持てなかった男性が、ある出来事をきっかけに、覚悟を持って駒づくりに臨もうとし、最後に自信が持てるようになったようでよかったです。