​NHKドキュメント72時間「長野 タカを見上げる峠で」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
北アルプスの山裾、長野県の西部にある白樺峠。切り開かれた山の斜面に大勢の人が集まる。その目的は大空を飛ぶ、タカ。タカの何が人々の心を魅了するのか。

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長野県の白樺峠に、タカを見るために訪れる人々にお話をうかがった回です。

タカを見るために山の斜面を切り開いた場所で、そこだけ大勢の人が集まっていました。

渡り鳥であるタカの渡りのルートになっていて、毎年秋、1万羽が飛来し、東南アジアへ向かって通過していくということです。

訪れた人たちは、大きな望遠カメラを構えて待ち、タカが飛来すると、いっせいに連続でシャッターを切って撮影会のようでした。

毎年ここに来て、車中泊をしながらタカの撮影に挑む常連さんも何人もいました。

サシバ、ハチクマ、ノスリ、ツミなど様々な種類のタカが飛来するということで、お目当てのタカを撮ろうと何時間、何日もひたすら待ち、いい写真が撮れたときは喜びもひとしおのようでした。

お話をうかがうと、群れずに飛ぶタカの孤高さや気高さ、長距離をひたすら飛び続ける強さなど、タカの生き方に魅了されるという話が聞かれました。そんなタカに惹かれて、深い山の中に多くの人が集まる不思議な場所でした。
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