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番組HPより)
雪景色残る日本海沿いを1台の軽トラックが走る。荷台には野菜やお肉、お菓子などがぎっしり。最近、全国で増えている移動スーパー。巡るのは京都北部の集落。移動スーパーに3日間、密着した。
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雪が降り積もる2月下旬、京都北部の集落を巡る移動スーパーに密着した回です。
巡るのは過疎化が進む山間の集落や港町で、昔あったお店が無くなり、移動スーパーが1週間に1回の買い物の場になっていて、行く先々で到着するとすぐに人が集まり、待ちわびていた人たちの姿がありました。
集落に住む人たちが素朴で、会話をしながら品物を選んで、和気あいあいとした雰囲気がいいなと思いました。
移動スーパーを営むのは、始めて7年という夫婦で、市街地にある大きなスーパーから品物を預かって販売し、売り上げを分け合う契約になっているということです。集落のお客さん1人1人の好みが頭の中に入っているそうで、お客さんのリクエストを聞いては小まめに商品を入れ替えて、次回に備えていました。
2日目は、特別養護老人ホームが巡回先の一つで、そこに入居している90歳の女性は、毎週の移動スーパーを楽しみにされていました。
不自由なく暮らしているそうですが、外の世界に触れたくなるときがあるといい、「この中から選んで自分でお金も払って好きなものが買える。こうして見て歩くだけでもうれしい。」と話されていたのが印象的でした。