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番組HPより)
縄文土器や埴輪にも!写楽も描いた「市松」の名の由来の人物とは
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市松模様の魅力を紹介した回です。
市松模様の日本の歴史は縄文時代までさかのぼるそうで、土器や埴輪に格子状の模様が描かれるなど、古から現代まで様々なところに用いられてきた不朽のデザインでした。
この模様の名前の由来となったのが、江戸時代の歌舞伎俳優・佐野川市松で、市松模様をあしらった着物を着て演じ、それを写楽らが浮世絵に描いたということです。
現代においても、市松模様に魅せられた職人や美術家らが、江戸切子のグラスや九谷焼、襖絵などいろいろな作品作りをされていました。その中で、京都・東福寺にある市松模様の庭は、板石と杉苔の四角が整然と並んだもので、無機と有機、静と動といった対局する2つが交互に繰り返される美しい庭でした。