イルカと人間が協力して一緒に漁をするという、ブラジルの町ラグーナに200年続く伝統の漁を紹介した番組です。
浅瀬で漁師たちが投網を持ち一列に並んで待っているところへ、
野性のハンドウイルカが魚を追い込んできて、その魚を漁師たちが網を投げて捕まえるというものでした。
漁師たちはイルカに網で音を立てて自分の位置を知らせ、イルカのほうも漁師たちが網を投げるタイミングをジャンプして合図。
お互いに合図を出し合い、人間とイルカが本当に協力して漁をしていて不思議な光景でした。
イルカたちはこの漁の際に網からこぼれた魚を得ることができ、
イルカにとっても簡単に魚が捕れる方法なので人間に協力しているということです。
20頭ほどの特定のイルカのみがこの漁の仕方を体得していて、
漁師たちはイルカの背びれの形で個体を識別し名前で呼ぶなど、
人間とイルカの強い絆が感じられました。