NHKブラタモリ「大阪・梅田~カオスな梅田はどう生まれた?~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回の舞台は梅田。大阪駅を中心に複雑に広がり続けるカオスな町はどう生まれたのか?タモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。

---
大阪・梅田を訪れ、梅田の街がどのように生まれたのか、その成り立ちに迫りました。

駅が集中し、路線や地上の道、地下道が複雑に通っていて、駅名も梅田駅だったり大阪駅だったりややこしく、まさにカオスな感じでした。

かつては湿地帯で、近くの川がたびたび氾濫を起こしていた場所だったそうです。江戸時代には、そこを埋めて田んぼを作っていたそうで、ほとんど人の住まない場所だったそうです。諸説ありますが、この「埋める田」が、梅田の名前の由来とされるそうです。

明治になって、梅田に大阪駅がつくられたことで、劇的に変わったということです。
人の住まない場所になぜ鉄道駅がつくられたのか?
それは、人がほとんど住んでいないからこそ、動線をすんなり通すことができる梅田が選ばれたということでした。

駅ができて梅田は発展してゆきますが、昭和30年代の高度経済成長期、街の発展に伴い大量の水が必要となり、地下水を汲み上げ続けたことで、柔らかい粘土層の地層であるため、地盤沈下を起こすようになったということです。

大阪駅の構内を歩いてみると、あちこちに高低差があって地盤沈下の痕跡が見られて、カオスな梅田らしい感じでしたが、そうした発展の記憶を残しながら今も複雑に成長を続ける街でした。
続きを見る >>